この協会を通して情報交換

動物園には様々な種類の動物たちが飼育されています。

これほどの種類の動物たちを、どうやって集めたのか。

疑問に思う方もいるかもしれません。

日本で飼育されている動物たちの多くは、日本で繁殖し日本で生まれた動物たちがほとんどです。

「日本動物園水族館協会」という団体に、ほとんどの動物園が加盟しており、この協会を通して情報交換が行われ、動物たちの譲渡がやり取りされているそうです。

条件によっては、有償、無償で動物の譲渡がやりとりされたり、動物同士の物々交換がされたり、繁殖の為に動物をレンタルしたりと様々だそうです。

その他にも、閉園した動物園などから動物たちを引き取ったり、税関や警察などに押収された動物を引き取る事もあるそうです。

パンダに至っては、中国から数億円もの金額でレンタルしているそうです。

それ程までしてなぜ動物園に動物が必要とされているのか。

動物たちが動物園に飼育されている理由には、娯楽目的、教育の目的、研究目的、自然保護の目的という理由がありますが、現在の動物園では、娯楽目的がほとんどだという声も聞こえてきます。

そういった中、動物園の動物たちに対しては、賛否両論言われています。

本来なら野生で生活をしている生き物たちを、狭い檻や柵の中に閉じ込めて飼育をしていると言う事に、動物たちの精神状態をおかしくさせてはしまわないかという意見もあります。

確かに狭い檻や柵の中に閉じ込められ、自由を奪われてしまっている動物達が過度のストレスにより、異常な行動をとっている事も少なくはありません。

その行動とは、同じ場所を行ったり来たりとグルグル回っていたり、頭を左右に振っていたり、髪の毛を毟ったりといった行動です。

これらの行動をとっている動物たちは、かなりのストレスを抱えてしまい、精神状態が参っている状態だと言われています。

確かに、動物園に行った時このような行動をとっていた動物たちを見た事があります。

しかも、動物たちにとって人に見られているという事自体が、かなりのストレスを抱える原因になるのだそうです。

本来、動物とは目を合わす事を嫌う生き物だそうです。

それが本当なら、動物園という人に見られ続ける環境は、動物たちにとってはもの凄くストレスを溜めてしまう場所なのではないのでしょうか。

ですが勿論、逆の意見もあります。

動物園で飼育されているからこそ、食べ物に困る事のない生活ができ、健康管理もきちんと行われていますので病気などにもあまり罹らず、罹ったとしても直ぐに処置を行ってもらえるという生活の保証に、安心できる環境か約束されているのです。

動物たちにとっては、どちらの生活が良いのか私たちには分かりませんが、どちらの環境でも動物たちにとってより良い生活が出来るように、私達人間がお手伝い出来るような世の中であってほしいですね。